シリアルナンバーだけでは不安なので,オンラインでもうひとつのシリアルを送ることにした。だが,オンラインしてくる人が誰なのか不安なので,オンライン上で認識するためのシリアルを添付することにした。だが,そのシリアルが本人のものか不安なので,それに合わせるシリアルをオンラインで送ることにした。だがそのオンラインに接続してくる人が認識できないので,そのためのシリアルにを…。
発売をひかえるマイクロソフト社の「オフィス2000」は,これまででもっとも強力な方法で違法コピーに対抗することになる。まず,レーベル面の全面ホログラム。次に,パソコンに貼り付けてユーザーの正当性を保証する登録タグ。そして,インターネットなどでマイクロソフト社と連絡をとり,ソフト付属のものに対応するもうひとつの登録キーを手に入れないと,ソフトを50回起動したあと,動かなくなる強制登録だ。
にしても,MSには国際海賊版防止部門なんてのもあるんですか,大変な企業ですな。最近の流行りはこんなオンライン登録や,オンラインによる登録情報のチェック。ちなみに私は最近ダイヤモンド社のリオ500を購入したのだが,付属ソフトであるサウンドジャムMPは,はなからシリアルなんて付いてこなかった。というのも機能制限のキーを手に入れるには,リオを接続して(これがあって無料で登録できる),ソフトを立ち上げ,ネットに接続する。名前とメールアドレスを入力・送信すると,メールでシリアルが送られてくる。
その後,アップデートのページに行こうとするとなにやら英字の羅列らしきものを送っている。ユーザーを識別する番号になっているのかな? まぁこの流行りは今後も続きそうだ。あるBBSで,なにげなく拾ったシリアルで登録情報を送っちゃった…なんて話があった。「このシリアルは違法でこのまま使い続ければ法的手段に出る」というメールが返ってくるという話もあるようで…。ソフトウェアクラックさえされなきゃ;-P,シリアルもなにげに強いですな。
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